読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

赤ちゃんと暮らす。in London

イギリス・ロンドンで赤ちゃんとの暮らしを整えていくための記録。

<31w0d> イギリス分娩事情〜グリグリ&会陰切開は原則なし?!

妊娠中---NHS・GP 妊娠中---妊娠後期 妊娠中

二回目の両親学級(Antenatal Class)に参加してきました。

今回は「分娩について」ということで分娩の兆候と進行、痛みの軽減方法について学びました。前回よりも日本とイギリスの違いが際立つ内容でした!!

一回目の内容はこちら。

eicobaby.hatenablog.com

分娩の第1ステージ(子宮口開大0-10cm) 2〜3日

  • Early labour (子宮口開大0-4cm) 1〜2日

陣痛を数時間おきに感じる。この時点では自宅で待機し、痛みの合間はなるべく体を動かすようにする。もしこの時点で破水したら時間を記録して病院に連絡すること。おしるしは鮮血でない限り病院への連絡は不要。

自宅では、体位による調整、温浴、TENSマシンによって痛みを取ると良い。日本と違って驚いたのが、破水していても入浴して問題ないということ。日本だと破水すると感染症リスクを予防するために入浴はNGとされていますよね…?

  • Active labour (子宮口開大4-10cm) 12時間

f:id:eicobaby:20160715035251j:plain

陣痛を10分間に3回感じるようになったら病院に連絡。つまり、3分間隔になるまで入院はしない!!入院後は定期的に胎児心音と陣痛の間隔をモニター。子宮口の開きが悪いと状態に応じて緊急帝王切開が検討される。

入院後は、自宅で利用した痛み取りに加えて、笑気ガス、ペチジン(鎮痛剤)、エピデュラル(硬膜外麻酔)を使える。笑気ガスは慣れるまで気分が悪くなったり酔っ払ったような気分がしやすいが、数回使ううちに慣れる。ペチジンは早い段階では母体をリラックスさせて子宮口が開くのを助けるので有効だが、胎児を眠らせてしまうため終盤の利用は推奨されない。エピデュラルは誕生間際まで使える。エピデュラルにはリスクもあり、10人に1人は効かない、100人に1人だったか頭痛が残る、下半身の感覚がなくなるため出産が長引いて吸引や鉗子分娩となる可能性がある、低確率ながら母体に麻痺が残る可能性がある…など。

陣痛&分娩室にはマット、バランスボールや温浴プールなどもあるので、なるべく体を動かしながら子宮口が開くことを待つ。

分娩の第2ステージ(子宮口開大10cm-赤ちゃん誕生) 1〜2時間

会陰切開は原則行わない。これは、自然に裂けた方が回復が早いという考え方から。裂け具合により1度〜4度の分類があるが、事前の会陰マッサージや助産師によるいきみ指導に従うことで裂け具合を最小限に抑えるようにする。

ただし、吸引分娩(Kiwi delivery)や鉗子分娩(Forceps delivery)を行う際に必要があれば会陰切開を行うことがある。

分娩の第3ステージ(赤ちゃん誕生〜後産) 0.5〜2時間

陣痛促進剤を利用したActive(30分)と自然な娩出を待つphysiological(2時間)がある。基本的には時間の違いだけだが、子宮の疲労具合によって医師が選択することもある。この間、赤ちゃんは母体の胸元にてskin to skinを1時間以上行う。へその緒は出産後時間を置いてから切る(希望すればバースパートナー(立会い者)が切ることも可能)。

その他

他にイギリスと日本の違いなどで興味深かったことは…

  • 日本では焼肉とオロナミンCが陣痛を催すと言われているところ、イギリスではカレーらしい!

  • 赤ちゃんの向きについて逆子でないことに加えて、背中を正面に向けている方が安産となりやすい。前傾姿勢で座っていると背中が正面を向きやすいらしいけど、私の場合は前壁胎盤ということで難しいのかも。背中が後ろを向いていると陣痛が強くなりやすいとか…

  • フランス人は無痛分娩をあまり使わない(私の病院はフランス人が多い地域にある)。

  • いわゆる内診グリグリ(membrane sweep)は予定日超過(41w5d)するまで行わない。イギリスでは初産は予定日超過が多いっていうけど、これって内診グリグリをこのタイミングまでやらないからではないだろうか…。

  • 出産後の入院病棟は大部屋だと母6人+子6人部屋。パートナーも泊まれるけど寝られる椅子などはない。パートナー以外の面会は16-19時、一度に3人まで。個室は一泊£350〜、予約不可。大部屋・個室ともにサービスは同じで、いずれの場合も助産師一人で赤ちゃん9人(!)を担当するのでとても忙しい。そのためパートナーが泊まり込んでサポートをすることが望ましい。

  • 早ければ出産の6時間後に退院可能。もちろん深夜になる場合は安全を考えて翌朝の退院になるし、授乳などで不安がある場合は延泊も可能。でも、大部屋では一人の赤ちゃんが泣くと他の赤ちゃんにも連鎖するので長居したいとは思わないだろう(って、両親学級で助産師が言うなよ(笑))。

事前情報や噂通りの部分も多いですが、実際に産む病院での具体的事例を聞けたのでとてもためになりました。

無痛分娩希望ですが、エピデュラルを使うか否か、そのタイミングをどうするか、悩みます。また、個室を取るかどうかも。

バースプラン作成は36週なのであと1ヶ月じっくり考えないとな。

本サイトではAmazonアソシエイト、iTunesアソシエイトを利用しています。